今年の学術集会については新形コロナの状況を考慮し、WEBによる開催をすることが決まりました。
開催内容については当学会のホームページ、学術集会の御案内を参照ください。
【開催日時】2021年7月17日(土)10時から17時予定
【参加費】 オンライン参加のみ 一般 4,000円、 学生 2,000円
大会長:山田 亨(産業技術総合研究所)
事務局:東京大学大学院新領域創成科学研究科 人間環境学専攻
酒谷 薫 (事務局代表、副理事長)
E-Mail:(jofbis@gmail.com)
第23回 光脳機能イメージング学会 学術集会で予定している教育講演「手軽にfNIRSデータ解析:Open PoTATo」の関連サイトが公開されましたのでご紹介いたします。
産業技術総合研究所ではfNIRS解析ソフトウェアOpen PoTAToを公開しました。Open PoTAToは、多様な機種からのデータ読み込み、信号前処理、統計解析、可視化など様々な機能を実現でき、簡便にデータ処理手順を保存・共有できます。 解析初心者からエキスパートまで多くの方に自由にお使いいただけます。
Open PoTAToは下記のサイトよりダウンロードできます。
https://github.com/hkwgc/open-potato
関連サイトとして、アドオンのリンク集、ユーザーフォーラムを設けました。
・Open PoTATo Add-on リスト (各社装置データ読み込み、解析機能拡張など)
https://github.com/hkwgc/open-potato-add-on-lists・Open PoTATo ユーザーフォーラム (お問い合わせ、FAQなど)
https://github.com/hkwgc/open-potato-forumOpen PoTAToが皆様のご研究の一助となれば幸甚です。
問い合わせ先:
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人間情報インタラクション研究部門
ニューロリハビリテーション研究グループ 川口拓之
(日本光脳機能イメージング学会からの提言)
2020年6月23日
COVID-19感染対策として、飛沫感染、接触感染を避けるために、1換気の悪い密閉空間、2 多数が集まる密集場所、3間近で会話や発声をする密接場面、といういわゆる「3つの密を避 ける。」ことが2020年3月厚生労働省から注意喚起されています。 NIRS計測は、計測場 所の環境が1に、計測者と被験者がプローブ着脱時に比較的長時間近接する点が3に該当する と判断されます。以下の3点にご注意ください。
1)計測の必要性
各施設及び地域の感染に関する状況を踏まえて、現時点での各被験者のNIRS計測の適応を十分 にご検討ください。
2)計測機器とプローブの取り扱い
被検者及び計測者の感染の危険を避けるために、計測者がプローブを装着する時には手袋を着 用してください。複数の測定がある場合は、被検者ごとに交換してください。また、プローブ ホルダは毎回清掃、消毒してください(70%消毒用エタノール、0.02%次亜塩素酸ナトリウム などを使用)。計測機器周辺には不要な物品を設置しないでください。計測機器の清掃、消毒 をするときは各機器の取り扱い説明等を確認ください。
3)計測室内の環境
計測室は換気を定期的(最低30分に1回)、数分間程度、窓全開で行ってください。また、各 計測の前後には、ドアノブ、手すり、椅子、反応キーなど、被験者が接触する場所を定期的に 清拭・消毒してください(個々の環境や計測内容に応じて、個別の対策を検討ください)。 被検者はマスク、計測者はマスクとフェイスシールドを着用してください(課題実施時には、 間近で会話や発声をする密接場面に近くなり、咳を誘発すれば、さらにその可能性が高まりま すので、感染防御と感染飛沫の対応をしてください)。
日本光脳機能イメージング学会はfNIRSによる計測技術の向上とデータの信頼性向上を図るためパンフレットを作成しましたが、この度、英文パンフレットを作成いたしました。
fNIRSを用いた研究を行う初心者やNIRSを専門としない方々を対象とし、熟練した指導者なしでも適切に装置を操作し、有効なデータが取得できるように導くことを目的として、計測の際の注意・留意すべき点に絞って記述しています。
※送料は別途申し受けます。
※お申込み後、数日以内に送料を含めた総額と振込先をご連絡いたします。
※パンフレットは入金確認後発送いたします。
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